杉田エース

商品案内

鳶職の道具

鋼製枠組み足場や単管(パイプ)足場が開発される前は、杉丸太を番線で縛って組む丸太足場が主流でした。
 
「しの」は番線を縛る時に使う工具です。先端をとがらせ、把手のところを握りやすく折り曲げた30cmほどの鉄棒です。足場かけを行う鳶工には手放せない工具でしたが、最近は余り見かけなくなりました。
 
「しの」に代わったのが、「ラチェット」です。

枠組み足場や単管の役目をしているのがクランプという接続金具です。このクランプのネジを締めたり緩めたりする工具、すなわちスパナの一種がラチェットです。ナットを挟んで回転すると、一方向は効きますが、反対方向は空回りするため、レバーの往復運動で締め付けたり緩めたりできる大変効率のいい工具です。

 

また把手の先端をとがらせることもできるようになっています。ラチェットは鳶工に限らず、ほとんどの職種の必携の工具となっています。

 

「めがね」と「ボルシン」は主に鉄骨建方のときに使用する鳶工の工具です。めがねは鉄骨のボルトを締め付ける大型のスパナです。ナットをつかむ部分が輪になっていて、眼鏡の縁に似ているところからそう呼ばれるようになったと思われます。

また、二本子杭打ち機の上部先端を連結して固定する金物のこともいいます。

 

ボルシンは、鉄骨の接合部材のボルト穴がずれている場合、部材を引き寄せて穴を合わせるために、その穴のにたたき込む鉄のピンです。「ドリフトピン」とも呼ばれています。

 

杉田エースでは高所での作業には必要な「足場」を取り扱っております。

♪詳しくは、エース総合カタログ2015 1064~1066をご覧ください。