杉田エース

商品案内

消火器ができるまで

 手軽で効率的な消火器具として、一般家庭にも数多く普及している“消火器”。消火器には意外と長い歴史があるのをご存知でしょうか?

 消火器が日本に初めて伝わったのは、明治5年に行われた“西京博覧会”で、アメリカから出品された時でした。その当時は『火災消防器械』と言われ、時価30~50ドルもする高価なものだったのです。

 明治20年代初期、ドイツで硫酸と重層水を化合させる実験が行われ、その威力の大きさに現在の丸山製作所の先代である日本人が感銘を受けました。

 そして日本に帰った丸山製作所の先代が作成に取り掛かり完成させ、販売を始めたという歴史があるそうです。

 この消火器は鋼鉄製で『硫曹式消火器』と呼ばれ、当時の価格で6円でした。当時、米10㎏が約1円12銭で買うことができたので、かなり高価なものだったと知ることができます。

 その後改良が重ねられ、昭和40年には、現在一般的に使用される『ABC粉末消火器』が、多くの会社から販売されるようになったのでした。
 
 現在では何気なく使われている身近なものでも、歴史を探ってみると様々な人たちの努力が集結してできたと思うと、感慨深いものですね。
 
 杉田エースでは、消火器本体や消火器を収納する様々なタイプの消火器ボックスを取り扱っております。
 ♪商品の詳細は、エース総合カタログ2014 P.956~P.965をご覧ください。