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学校で黒板が使われるのは?

 学校の授業で使われる黒板。ホワイトボードの需要が増えてきた中で、なぜ今でも黒板が主流なのでしょうか。

 様々な理由があるそうですが、そもそもの狙いは「チョーク」で書かせるためで、ホワイトボード用ペンよりもチョークの方がコスト的に安いからです。

 他には、『緑は目に優しいから』という理由もありますが、もともと黒板はその名の通り「黒」でした。しかし『目に優しい色』ということでJIS規格により緑になったのです。

 黒板の緑が目に良いからというのは後付けになるかもしれませんが、これも黒板が使われている理由です。

 更にホワイトボードはその性質上、反射して見にくくなりますが、黒板は反射しないという利点もあります。

 また、「白」は膨張色なので、ほかの色よりも膨らんで見えます。ご存知の方も多いと思いますが、碁石は見た目の大きさを同じにするため、黒のほうが若干大きく作ってあります。ですから、「黒(緑)」の上に「白」で線を引くと、白が膨らんで見えるため文字が太く見えやすくなります。
 しかし、ホワイトボードのように「白」の上に「黒」を書くと、白は膨張するため黒の線の上まで膨らんで見え、それにより黒の線が細く見にくくなってしまうということがあるのです。

 黒板が使われるようになった本来の理由とは関係ないのですが、最近チョークに使われている物質は硫酸カルシウムで、貝ガラを代表とするように人体には無害です。

 万が一、口に入れてしまっても影響がないように、黒板を採用しているということもあるのかもしれませんね。
 
 杉田エースでは、様々な「黒板」・「ホワイトボード」を取り扱っております。
・黒板は、エース総合カタログ2014 1229~1231ページ、
・ホワイトボードは、エース総合カタログ2014 1223~1228ページをご覧ください。