建築用語と「番・・・」
建築に限らず「番」は、日常生活において都合のよい、よく使われる言葉です。
① 交替でつとめるの意(順番、当番、非番など)
② 順序、組合せの意(番組、番外、番地など)
③ 見張るの意(番犬、番台、点番、留守番など)
建築工事で番の付く言葉を5つあげます。関連のありそうな番とそうでない番があります。
箱番(はこばん)は、作業員の休憩所とか道具置き場のことです。古くは監督員の詰め所なども含めて使われていましたが、今日ではごく粗末な作りのものをイメージして使われています。
番割(ばんわり)は、作業開始前に職長が作業分担を行うことです。
相番(あいばん)は、一緒に作業する仲間すなわち相棒とか、異なる職種の作業員との共同作業といういう意味で使われます。
番付(ばんづけ)は、木造や鉄骨造で、現場の組立てが便利なように柱・梁桁などに符号を付けることです。
番線(ばんせん)は、型枠材や足場材の組立ての際に用いる結束用の鈍(なま)し鉄線のことです。
以上、建築用語で使われる「番」を用いる言葉です。
杉田エースでは、コンクリート壁の中に塩ビパイプを設ける際に使う「兼用パイプ仮枠止」を取り扱っています。特長は、VU管とSU管の微妙な径の違いを兼用できる仮枠止めなんです。円弧の中心で、リブの穴位置を調整することで、適応パイプ(VU管かSU管)を調整してから、コンパネに釘打ちし設置します。
♪詳しくは、エース総合カタログ2014 324ページをご覧ください。