秋の花粉症も要注意
一般的に花粉症というとスギやヒノキといった春の季節を連想する人が多いと思います。しかし原因となる花粉は50種類以上あり、ブタクサ、ヨモギなどの花粉が飛ぶ「秋の花粉症」にも用心しなければいけません。
秋の花粉症の原因となる花粉は背の低い草花です。春のスギ花粉などに比べると花粉の飛散数が少ないので春ほどではないと言われていますが、ブタクサ、ヨモギは野原や道端など、様々なところで見られます。
ちなみに花粉症の４大症状とは、鼻水・鼻づまり・くしゃみ・目のかゆみといわれています。
鼻の症状がひどい場合は耳鼻科、目の症状なら眼科というように症状にあわせた病院に行きましょう。もちろん内科・小児科でも診察は受けられます。花粉症の症状や鼻汁の検査、血液中の抗体を見ながら花粉症の診断が行われます。
対策としては秋の花粉症対策ですが、花粉が鼻、口、目などの粘膜に吸着しないようにするというのが原則です。外出する際には、髪の毛に花粉がつかないように帽子を被ったり、花粉マスクをして外から侵入する花粉をしっかりガードし、帰宅したら洗顔（洗眼）、うがいをして肌についた花粉をしっかり落としましょう。
さらにブタクサなどは花粉の粒子が小さく、気管に入ってぜんそくを引き起こすケースもあるので、原因となる植物の風下には行かないなどの対策もしましょう。
他にも花粉症対策として“てん茶”があります。てん茶に含まれる『てん茶ポリフェノール』がヒスタミンの分泌をおさえ、花粉症などのアレルギーに良いそうです。
花粉症がひどくなると完治しにくいので、かかる前にしっかり予防に心がけて、秋の花粉症の時期を乗り越えましょう。
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