暮らしを彩り、香りを遊ぶ
今、香りはブームと言われて、香りの商品は時代のトレンドとして、市場の花形として多くの人々の心を捉えています。忙しく厳しい現代社会で人々は、心のゆとりや心の癒しを求めています。そのゆとりや癒しへ誘ってくれるのが香りであり、リラクゼーション、ヒーリング、あるいはアロマテラピーという言葉が日常的になっています。
仏教とともに伝わった香りは、平安時代、貴族の間で香りを遊ぶ文化へと昇華しました。香りの文化は、1300年以上もたって時代ごとに人々に楽しまれ、和の香りとして今もなお、親しまれています。和の香りは、白壇や沈香、漢方薬で使われる香原料など十数種類をバランスよく調香して作られ、最初の香りから穏やかに移り変わっていくのが特長です。堅苦しい約束事はなく、自由に生活の中に取り入れられるのも魅力です。
たとえば、寝苦しい夏の夜は、すっきりとして涼しい香りの匂い袋を枕元に置いてさわやかに。逆にエアコンが効きすぎるときは、甘さのあるやさしい香りをお部屋に置けば、ホッとした気持ちを感じます。また、外出で暑さがつらい時は塗香という粉のお香を少し手につけて顔まわりに近づければ、周囲に香りを振りまくことなくリフレッシュできます。このように他人を気遣う精神があるのも和の香りの良いところです。
さて、みなさんが最近癒されたと感じた香りはどんなものがありましたか？
い草を使用した畳以外にも、学校の柔道場などでは合成繊維を織った畳表や合成樹脂の表面に畳の目を型押ししたシート状の畳表を見かけますね。
現在では住宅の洋室化が進んでいるように思えますが、日本人ならば特に畳のある部屋に親しみや温かみを感じるのではないでしょうか。
杉田エースでは、畳表がポリプロピレン(PP)素材の『洗える畳 介護畳』を取り扱っております。カラーバリエーションも豊富に取り揃っております。
♪詳細は、エース総合カタログ2014 678ページをご覧ください。
