西瓜について
夏の風物詩のひとつに「西瓜」があります。
西瓜は野菜、蔬菜に分類され、ウリ科植物なので胡瓜、カボチャ、メロンなどと同じ種類と見なされています。
西瓜は赤以外にも黄色やオレンジ色のものがありますが、この果肉色には3種類のカロチノイド系色素が含まれており、黄色系はキサントフィル、赤系はリコピン、オレンジ系はリコピン・カロチン・キサントフィルが関係します。聞きなれない色素名が多いですが、みなさんもリコピンはご存知ではないでしょうか。
リコピンはトマトなどにも含まれるものとして有名ですが、カロテンの仲間で強い抗酸化能力を持つ物質です。アメリカ農務省の研究結果では、生のトマトより西瓜の方が約40％程度多くリコピンを含み、さらに体に吸収されやすいということが判明しました。
最近では冷蔵庫の関係もあり、大玉西瓜を買う機会も減って、小玉西瓜かカットした大玉西瓜が増えているようです。そもそも小玉西瓜と大玉西瓜の違いは、小玉西瓜は実がなってから約30日程度、大玉西瓜は40日程度かかって成熟させるそうで、小玉は縞も細く、大玉は縞も鮮明な傾向にあります。
西瓜は利尿作用が高い果物で、腎臓の働きを良くして血液浄化、体内の水分代謝が活発になる効果をもっています。体を冷やす作用もあるので、熱中症対策にも適した夏にぴったりの果物です。最近西瓜を食べてないな～と感じた方はぜひ西瓜を食べて、暑い夏を乗り切ってください！
クラブエスタショップでは、西瓜を凍らせた西瓜シャーベットをご用意しております。
新しくなったショップを覗きがてら、スイカシャーベットを食べて、暑い夏を乗り切りましょう！
