夏の暑い日の必需品
この暑い時期、一般家庭で日中に最も電気を消費するのはエアコンで、その割合は全世帯平均で53％になるそうです。エアコンの電気量を減らすことができれば、良い節電になるかもしれません。
ちなみに、24時間エアコンつけていると電気代はいくらになるか…
例えば、6～9畳用の一人暮らしのワンルームマンション向けのエアコン（消費電力：平均426W）で、１日約225円、１ヶ月で換算するとエアコンだけで約7000円近くになってしまうのです。
節電ということで多くの人がやってしまいがちなのが、『部屋が冷えたからエアコンを切って、暑くなったらまた付ける』をこまめに繰り返すということです。
「付けていない間、電気代がかかっていないので得」と思うかもしれませんが、エアコンが一番電力を消費するのは、立ち上げ時です。電気代は運転状況や機種によって変わりますが、最初の1時間は20円程度、その後は1時間5～10円程度と言われています。
『部屋が冷えてきたから切り、暑くなってきたから付ける』ということを繰り返していると余計に電気代がかかるのです！
一番効率の良い方法というのが、部屋が冷えるまでは強風にし、その後はその温度を保つために微風にするのが良いそう。
さらにエアコンの風をさらに部屋全体に行き渡らせるのに使うのが扇風機。冷房の時は床に向けて動かすと、エアコンから出て床に降りている冷たい空気が部屋中に風に乗って行き渡り、さらにムダなく部屋を涼しくしてくれます。
エアコンは設定温度を1度上げるだけで約10％の節電効果があるそうですが、体調を崩したり、熱中症にならないようにムリなく節電を心がけてみてください。
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