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建築工事と丁場

「建設産業」というと、ビルやマンション・工場・公共施設などを建設するいわゆるゼネコンを連想する人が多いのではないでしょうか。しかし、毎年着工する建築工事床面積のうち、3割ぐらいは木造建築とも言われています。
 
木造住宅への大企業の進出が目覚しいですが、昔ながらの大工の棟梁や小さな工務店の請負も決して少なくありません。
 
建築主から直接請け負った町の棟梁や工務店は、自ら職人を集めてその工事を完成させます。木造住宅を中心としたこのような工事を職人仲間で、「町場」の仕事といいます。
 
「町場」に対応する言葉は「野丁場」です。建築主は建築会社(元請け)と契約し、職人はすべて下請け会社の一員として仕事をします。前述したビルやマンション・工場などの工事、これが野丁場です。
 
町場と野丁場では仕事の進め方に違いがあり、職人もそれぞれの分野に固定されていて交流は少ないようです。
 
「丁場」とは、職人の作業場所と言った意味があります。「町丁場」は市街地の工事現場といった意味ですが、「町場」と同意に使われることもあります。
 
「出会い丁場」の丁場は作業場所の意味です。同一場所で複数業種の異なる作業が同時に行われること、または1つの仕事を複数の下請け業者で行うことです。ジョイント・ベンチャー(JV)を職人的に表現した言葉とも言えます。
 
工事現場の職人の作業場といえば、建物の周りに設置した足場がありますが、杉田エースでは、「足場・足場板・足場用階段」を取り扱ってます。
 
♪商品の詳細は、エース総合カタログ2014 P.1015~P.1016をご覧ください。