高温注意情報
熱中症は、気温や暑さ指数が高い状態でなくても、湿度やスポーツなどによる体調変化、水分補給の状態、健康状態などによって発症することがあります。また、外出時や屋外での作業時、高齢者、乳幼児、体調の優れない方がおられるご家庭などにおいても発症する恐れがあります。
熱中症の予防に役立ててもらうため、気象庁では6月1日から「高温注意情報」を発表しています。高温注意情報は、最高気温が概ね35度以上になることが予想される場合に、前日や当日に発表され、熱中症への注意を呼びかけるものです。
前日の段階では、複数の都府県をまとめた地方ごとに「○○地方高温注意情報」を、当日の段階では、対象となる都道府県に対して「○○県（都、府）高温注意情報」発表し、熱中症への注意を呼びかけます。
高温注意情報は、テレビやラジオの天気予報のほか、気象庁ウェブサイトで知ることができます。気象庁ウェブサイトでは、高温注意情報が発表されていないときでも、翌日または当日の予想気温を毎日グラフで表示しています。熱中症は、気温が急に変化するような日も起こりやすいので、予想気温なども熱中症対策に役立ててください。
夏はエルニーニョ現象で冷夏になるといわれていますが、冷夏でも熱中症はあります。気温が低い日が続いて、急に気温が上がる日は体調を崩しやすいので、皆さん気をつけていきましょう。
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