杉田エース

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雨との係わり方

雨の概念や雨に対する考え方は、その土地の気候によって様々なものがあります。イギリス、ドイツ、フランスなど西洋の温暖な地域(西岸海洋性気候の地域)では「雨」を悲しいイメージで捉える傾向があると言われています。一方、雨が少ないアフリカや中東、中央アジアの乾燥地帯などでは、雨は楽しいイメージ、喜ばしいものとして捉えられることが多く、雨は歓迎されています。
 
日本は温暖湿潤気候に属し国土における山地の割合が多いため雨が多く、また農作物においても歴史的に水田稲作や林業をはじめとする山の恵みに広く依存しています。一方で大雨は河川を増水させ洪水被害など厄災を及ぼすことも多く、治山・治水が行われてきました。昨今では、1時間当たり100mm以上の豪雨が相次ぐことがありますが、約30年のアメダス集中豪雨の統計によると、1時間当たり100mm以上の豪雨を記録したのはおよそ100回を超えています。
 
水防対策は、国や地方自治体によってインフラ整備が進められています。しかし、予測のつかない局地的な豪雨は河川の氾濫のほかに、これまでに被害のなかった都市部にも大きな被害をもたらしています。
 
都市部では、地下鉄、地下街、ビルの地下階などが日常的な生活の場になっています。平成11年の梅雨時の豪雨では、洪水被害とは無縁と思われるような都市部において、建築物の地下階に洪水が流入したことにより、緊急的な浸水対策の必要性が求められました。
 
杉田エースでは、この集中豪雨の時の水による被害を防ぐための「アルミ防水板(防潮板)」を取扱っています。この防水板(防潮板)は、耐食性に優れているうえ、アルミハニカム構造のため軽く、簡単に設置することが可能となっています(枠フレームは、ステンレス製です)。また、水の浮力で自動的に作動するFRP製扉の防潮板「寝ずの番」も取扱っています。
 
♪詳細は、エース総合カタログ 2014 968~970ページをご覧ください。