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梅雨の豆知識

 関東ではすっかり梅雨の時期となりました。そもそも何を基準に“梅雨入り”“梅雨明け”を判断しているのでしょうか。
 
 その前に“梅”に“雨”と書いて「つゆ」と読みますが、なぜ梅という字を書くのか不思議ですよね。梅雨と呼ぶようになったきっかけには様々な説が存在し、明確なものはなく、“この時期は梅の実が熟す頃であることから”という説や、“この時期は湿度が高くカビが生えやすいことから「黴雨(ばいう)」と呼ばれ、これが同じ音の梅雨に転じた”という説などがあるそうです。
 
 本題へと戻り、梅雨入りと梅雨明けは『気象庁の気象予報部』が行っていて、気象衛星の計算結果を基に各地域にある気象台の担当者が判断し、本庁が発表します。

 実は梅雨入り梅雨明けには定められた数字などの明確な基準がなく、気象台の担当者が一週間の天気を予想し、それ以前に比べて雨の日が増え、日照時間が少なくなるかなと判断した5日前後のことを梅雨入りとなります。それとは逆に、梅雨明けは一週間の天気を予想して、以前に比べて雨の日が減り、日照時間が長くなるかなと判断したら梅雨明けとなるのです。
 
 テレビでよく報道されている梅雨入りや梅雨明けは確定ではなく予想なので、当然梅雨入りや梅雨明けの日は変更になることもあります。この予想に日にちを「速報値」といい、実際の梅雨入り梅雨明けの日にちを「確定値」といいます。
 

 今年は5年ぶりにエルニーニョ現象が発生する可能性が高く、日本付近でも梅雨時期には大きく影響を受ける見込みで、梅雨明けが遅くなる可能性があるそうです。
 特に東北地方は、8月に入ってもぐずついた天気が予想されており、梅雨明けが8月にずれ込む予想になっています。
 
 夏はエルニーニョ現象で冷夏になるといわれていますが、冷夏でも熱中症はあります。気温が低い日が続いて、急に気温が上がる日は体調を崩しやすいので、皆さん気をつけていきましょう。
 
 杉田エースでは、雨水を軒先で受けて地上に流すために取り付ける「雨とい」を多数取り扱っております。
 ♪詳しくは、エース総合カタログ2014 786~812ページをご覧ください。