梅雨を楽しもう！
6月に入り、春は過ぎて梅雨の時期となりますが、皆さんは夏場で最も雨の多い月は何月だと思いますか？
多くの人は梅雨時の６月や７月と答えるのではないでしょうか。ところが統計を見ると、夏の雨量には地域差があるのです。
大きく分けて、西日本では夏季最も雨の多いのは、皆さんの想像通り６月。これは梅雨の時期だからですが、東日本では、雨量が最も多くなるのは９月なのです！
これは、梅雨よりも９月にしばしば直撃する台風の影響による雨の方が多いからだそうです。
ちなみに北海道には梅雨がないといわれています。なぜなら、本州に東西数千kmに渡りかかる“梅雨前線”は少しずつ北上していくのですが、北海道に到達している頃には勢力が弱まり、かつスピードも速くなっているため、長期間、雨を降らせるものではなくなっているからだそうです。
そんなジメジメした梅雨の時期でもキレイに咲く花といえば『紫陽花(あじさい)』。
あじさいは土壌のpH（酸性度）によって花の色が変わり、一般的に「酸性ならば青、アルカリ性ならば赤」になると言われています。
同じ株でも部分によって花の色が違うのは、根から送られてくるアルミニウムの量に差があるためです。
関東のあじさいの見頃は6～7月にかけて。名所でいえば鎌倉が一番多いのかもしれませんが、東京23区でもあじさいを見られる場所はたくさんあります。
雨の日でも景観を楽しむことができるのは嬉しいですね！
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