杉田エース

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マンホールの秘密

 道路のあちらこちらに設置されているマンホール。ご存知のように道路上に訳もなくポツポツあるわけではなく、下水道用のマンホールは、清掃目的のために大体30メートルに1箇所設置されています。
 これから算出すると全国で1100万個以上設置されていると推定され、また直径は60センチのものが圧倒的に多いそうです。
 
全国のふたを並べると…
0.6m×11,000,000個=6,600km
となり、その距離はほぼロサンゼルスとニューヨーク間の直線距離に相当するそうです。
これには驚きですね!
 
 日本全国にこんなにたくさんあるマンホール全てが円形であることにも理由があります。
 例えば工事の時や自動車が上を通ったはずみなどで、マンホールのふたが中に落ちてしまったら大変です。
もしマンホールのふたの形が四角形だった場合、四角形の中に一辺より長い線(対角線など)を引くことができてしまうため、マンホールのふたが中に落ちてしまう危険性が十 分にあります。
 

 しかし円形の場合だと、円の中に直径より長い線を引くことができないため、よほどのことがない限り、円形をしたマンホールが中に落ちることがないのです。
 
 ふたが円形である理由は他にもあります。四角いとへりが欠けてしまうのに対し、丸だと丈夫です。また、転がして運べるなどのメリットもあります。ただなんとなくあるようなマンホールですが、よく考えられて作られているのです。
 
 ちなみに、ふたの模様は人や車などがスリップしないように考慮しデザインされているのです。マンホールは知れば知るほど奥が深いですね。
 
 杉田エースでは鋳鉄のマンホールやFRPの軽量なマンホールも取り扱っております。
 ♪詳しくは、エース総合カタログ2014 1178ページをご覧ください。