杉田エース

商品案内

現場で聞かれるお菓子の名前

建築現場で鉄筋屋のおじさんが、「ドーナツくれ」と言っているのを聞き、お菓子のドーナツかと思ったという若い現場の職人さんがいます。

 

「ドーナツ」は、壁筋のコンクリート被り厚さを確保するために入れるスペーサーのことです。中央に穴のあいた円盤状で、穴に鉄筋を通すようにして取り付けます。
昔は、モルタル製でドーナツによく似ていましたが、最近はプラスチック製で形状が複雑になっています。あまり似ているとは言えなくなってきました。

 

杉田エースでは、このプラスチックドーナツ(スペーサー)に、なんとなく似た商品があります。形状はプラスチックドーナツほど複雑ではありませんが、一見何に使うものなのかわかりません。(下の写真のもの)

 

じつは、これ「兼用パイプ仮枠止」というものです。コンクリート壁の中に塩ビパイプを設ける際に使います。特長は、VU管とSU管の微妙な径の違いを兼用できる仮枠止めなんです。円弧の中心で、リブの穴位置を調整することで、適応パイプ(VU管かSU管)を調整してから、コンパネに釘打ちし設置します。

 

 

♪詳しくは、エース総合カタログ2013 306ページをご覧ください。

 

建築現場には、他にも「だんご」、「まんじゅう」、「キャラメル」などの食べ物にちなんだ前のものがあります。

 

 

      兼用パイプ仮枠止