杉田エース

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火災の際の避難ハッチ(はしご)

 バルコニーの床に設置される避難ハッチ。皆さんご存知の通り、通常は金属板でカバー(蓋)された状態になっており、避難する必要があるときはそのカバー(蓋)を持ち上げるというものです。
 
 具体的な使い方はメーカーや種類によって異なりますが、
1. 安全装置を外して蓋を開ける
2. 真下に人がいないかを確認する
3. 避難はしごを下ろす
4. はしごが下りきったら、階下へ降りる
 となります。
 
 自宅の避難ハッチ(避難はしご)の場所を把握している方は多いようですが、やはり実際の使い方となるとご存知の方は多くないようです。
 
 マンションを建築する場合、引渡し後の火災などの非常時のケースを想定して、住戸内から二方向への避難経路の確保が義務付けられており、一般的には玄関側とバルコニー側の二つの避難経路になります。
 バルコニー側から避難をしたときに使用するのが、避難ハッチということです。
 
 緊急時のために必要となる避難ハッチですが、それによりバルコニーの使い方に制限が生じてしまうことがあります。
例えば、バルコニーにウッドデッキを敷くときになります。


 一般的にバルコニーには、ウッドデッキを敷いてもよいことにしているマンションが多いのですが、その場合でも避難ハッチを覆うようにウッドデッキを敷くことは許されていません。避難ハッチ部分についてはウッドデッキをくりぬき、避難に支障がでないようにしなければならないのです。
 
 引越しなどで「今度住むマンションには、バルコニーにウッドデッキを敷き詰めたい!」と考えている方は、避難ハッチのない住戸を選ぶといった配慮が必要になってくることを覚えておきましょう!
 
 杉田エースでは、ステンレスのはしごやワイヤーロープ式など、様々な避難ハッチを取り扱っております。
 ♪詳しくは、エース総合カタログ2013 P.934~938をご覧ください。