杉田エース

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ネジの規格

ものとものを接合させる方法は、接着剤、溶接、ネジ… など様々なものがあります。その中で最も原始的で確実な方法といえばネジですが、その起源は、巻貝をヒントにした説と木に巻き付く蔓植物をヒントにした説があります。
 
1700年台後半にイギリスの産業革命が進み、ボルト・ナット類の需要が爆発的に増加しました。これらのネジ類は、専門メーカーによってまとめて製作していたようですが、機械メーカーが独自の直径・ピッチで注文をしていたので、ネジの種類が膨大になり、分類分けがなされていない状況だったようです。そこで、ネジ切り旋盤の改良に従事していたサー・ジョセフ・ウィットウォースは、ばらばらな・山形・外径などのネジ調査を行い、1841年に「ウィット・ウォースネジ」と称する規格を発表し、普及活動を行なって後のイギリスの規格(BS規格)として正式に採用されました。
 
このように各国や各々の機関などでアメリカの「アメリカ規格」、フランスの「SI規格」、他のヨーロッパは「ISAメートルネジ制定」、アメリカ・イギリス・カナダの軍需用の「ユニファイネジ」が規格化されていきました。その後、1947年にISO(国際標準化機構)が設立され、全世界共通用として「ISAメートルネジ」に準じた「ISOメートルネジ」と、「ユニファイネジ」に準じた「ISOインチネジ」が採用されました。
 
日本では、日本工業規格(JIS)で一般的なネジは「ISOメートルネジ」、航空機などに「ISOインチネジ」を用いるよう定められています。
 
杉田エースでは様々なネジ・アンカーをご用意しております。
 
♪商品の詳細は杉田エース総合カタログ2013 1035~1038ページをご覧ください。