杉田エース

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建築用語の歩(ぶ)とは

「監督さん、今日の仕事はきつかったから歩を付けてくださいよ!」などと職人からこのような要求が出され、戸惑ってしまう若い現場監督さんはいませんか。

 

「歩(ぶ)を付ける」は賃金に割り増しを付けることです。「歩」という語は、「割合」という意味で使われることが多いのですが、そのような「歩」の付く用語は数値に関するものになります。

 

「歩掛り」は単位数量当りの施工に必要な標準作業員数あるいは、資材の標準数量のことであり、現場を管理するためにたいへん重要な役割を果たすものです。

 

労務歩掛り(作業員数)の場合、例えば鉄筋1トンの組立てに必要な鉄筋工の歩掛りは2人、あるいは鉄筋工一人1日で組み立てられる鉄筋量の歩掛りは0.5トンというように表現されます。

 

資材歩掛りの場合、例えば床面積1㎡にあたりに要する型枠の歩掛りは3.5㎡、コンクリートは0.6㎡、鉄筋は120kgなどと表現されます。

 

つまりは工事金額算定の基礎資料であると同時に、工事工程作成の基礎資料です。

 

 「歩トン」は資材歩掛りのうち「トン」を単位とする鉄筋と鉄骨の歩掛りのことを特別にこう呼びます。

 

「歩切り」は見積り金額の端数を切り捨てて契約すること。一種の値引きサービスのことです。

 

「歩止り」は製造された製品と不良品を除いた製品の割合、あるいは購入した資材と切りむだ等を除き実際に使用された資材との割合のこと。歩止りがよい、悪い」というように使われます。

 

杉田エースのエス・ウッドデッキ材も、1m、2m、3mとありますが、現場の面積にあった「歩止り」がよい長さにカットしてご使用いただけると幸いです。

 

 

♪詳細は、エース総合カタログ2013  P.45~P.54「エス・ウッド」をご覧ください。

 または、「エス・ウッドカタログ」こちらをご覧ください。

https://www.sugita-ace.co.jp/movie/es_wood/pdf/es-wood_vol4.pdf