目地の呼び方
タイル、レンガ、石、コンクリートブロックの目地は、意匠上も重要な役割を果たしてます。
ヨーロッパで発達したレンガは、イギリス積み、フランス積み、ドイツ積み、オランダ積みなどとその積み方がさまざまに工夫されていますが、その特徴は目地に表されています。
目地の基本形は、
うま目地・・・縦の目地が一段ごとにずれている目地です。
馬乗り目地、或いは、破れ目地とも呼ばれています。
うまは馬乗りであり、意味と言葉が何となく連想できます。
芋目地・・・縦の目地が上下同じ位置に揃っています。
あじろ・・・特殊な目地として床のタイルなどに使われます。
あじろは網代と書き、川で魚などを捕る道具でした。
現在では、その篭の模様があじろと呼ばれています。
但し、あじろ目地とは言わずに、あじろ張りと呼ばれています。
ねむり目地・・・目地幅をゼロにした目地です。
意匠的に目地を目立たせたくない場合に用います。
石張りの目地に多く見られます。
杉田エースの「es-WOOD エス・ウッド」のデッキも、よく「うま目地」で張られていることが多いのですが、
エス・ウッドは、木材とプラスチックの複合素材なので、熱、気温により伸縮する可能性が多少あります。デッキ材を敷く場合は、うま目地にして伸縮による目地のバラつきを抑えるようにすると良いと思います。
♪詳細は、エース 総合カタログ2013 45~54ページをご覧ください。
♪es-WOOD エス・ウッド VOL.4カタログPDFはこちらで閲覧できます。
https://www.sugita-ace.co.jp/movie/es_wood/pdf/es-wood_vol4.pdf