ヒンジの色々
皆さんは、建物に入る時、家の中で部屋から部屋へ移動する時に扉を動かしますよね。扉を引くか、回転させていると思うのですが、回転させている扉には蝶番がついています。
蝶番(ちょうつがい)を「ちょうばん」と呼び、当て字は「丁番」がよく用いられています。
蝶番〔英語だとhinge(ヒンジ)〕は、開き戸・開き蓋などの開く建具を支え開閉できるようにする部品です。語源は「蝶の番(つがい)」で、その形状を、とまっている雄蝶と雌蝶のカップルに見立てたものです。古文書の和歌などに「てふつがひ」として出てくるので、古くから使われた日本語と思われます。
平蝶番 一般的な丁番です。
旗蝶番 取付側と扉側がそれぞれ上下に分かれた丁番です。
抜き蝶番 軸部分が分割されていて、扉を取り外せる丁番です。
裏蝶番 制御盤などに使われているものです。
なつめ蝶番 フランス蝶番とも呼ばれる装飾丁番です。
自由蝶番 両方向(扉の表と裏)に動く丁番です。
グラビティヒンジ
扉を開くと螺旋状にせり上がり、自重で自動的に閉まるようにした丁番です。
フロアヒンジ
ドアの軸下の床に埋め込んでドアの重量を受け、その開閉スピードを制御し、ドアが急に開いたり閉じたりしないように、開閉スピードを調整することが可能なものです。
隠し丁番
扉を閉じた状態で外からまったく見えない丁番で、家具などに多用されています。
ラバトリーヒンジ
スプリングで自動的に閉じた状態か開いた状態かを保つ、便所ブースの扉に使う丁番のことです
スライド丁番
扉が所定の角度でストップするように設計されています。 開き角度には種類があります。
ホイトコ
滑り出し窓用金物です。建具の両側の枠との間に、取り付ける金物をいいいます。
風通し用の小窓などにご使用いただくと、扉がよほど重くない限り、自由な角度に調整してとめることができる便利な金物です。
色々ありますね。各々こんな姿をしています。(下写真をご参照ください)
杉田エースでは、様々な丁番(ヒンジ)を取り扱っております。
♪詳細は、エース総合カタログ2013 1251~1259ページ、1312、1313、1388~1394ページをご覧ください。