おめでたい餃子の形
中国では、餃子はおめでたい食べ物と表されています。特に、昔の中国貨幣である「馬蹄銀」に形が似ていることから、金運に恵まれるとされています。
中国北部では、年越しに餃子を食べる習慣があり、除夜の晩に餃子を食べるのは特別な意味があるようです。その昔、十干十二支で時を計っていた時代には、除夜の夜、亥の刻から子の刻に変わるときに新しい年と入れ替わるとされていました。
子の時に入れ替わることを中国語で「交子(jiaozi)」といい、「餃子」と同じ発音と同じことから、年越しに餃子をたべると万事が思い通り順調にいくとされていたのです。最近では山海のあらゆる食材を使っています。「正統」的な食べ方は、やはり水餃子で、茹でた後、酢やラー油、醤油などをつけて食べますが、その他にも揚げ餃子や焼き餃子などもあります。餃子の食べ方も地方によって違い、河南や陜西ではうどんと一緒に煮て食べたり、内モンゴルや東北一帯では鍋物の中に入れたりします。なんとなく日本で年越しそばを食べるのに似ていますね。
餃子といえば、神社仏閣などで儀式用として用いられている「海老錠」を思い出すのは、私だけでしょうか・・・。
杉田エースでは、「南京錠」を取り扱っています。
♪詳細は、エース総合カタログ2013 1250ページをご覧ください。

南京錠
