杉田エース

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畳の材料『い草』

 日本で利用されている伝統的な床材である『畳』。
 その畳を製造する際に『い草』が使用されていることはご存じだと思いますが、『い草』がどのような植物かはご存じでしょうか。
 

 い草は湿地や浅い水中に生える植物で、泥に根を下ろし、先のとがった細く丸い茎が束になったような姿をしています。
 畳表に使うところは丸い茎で、先端と根元を切り落とした真ん中の部分を使います。一枚の畳表を織るのに、約4000~7000本のい草が使われるのですが、収穫後、質、長さ、色調などを選別してから織機で織り上げられるそうです。
 
 そしてい草には「天然のエアコン」と言われるほどの空気浄化作用や吸湿・発散作用があり、繊維がスポンジのように沢山の空気を含むので保温性も抜群。また二酸化窒素やホルムアルデヒドの吸着能にも優れています。
 


 それだけでなく、森林の木々が発散しているフィトンチッドやバニラエッセンスにも含まれるバニリンなど、リラックス効果のある香り成分が含まれるため、心から落ち着ける癒しを与えてくれるのです。
 
 い草を使用した畳以外にも、学校の柔道場などでは合成繊維を織った畳表や合成樹脂の表面に畳の目を型押ししたシート状の畳表を見かけますね。
 
 現在では住宅の洋室化が進んでいるように思えますが、日本人ならば特に畳のある部屋に親しみや温かみを感じるのではないでしょうか。
 
 杉田エースでは、畳表がポリプロピレン(PP)素材の『洗える畳 介護畳』を取り扱っております。カラーバリエーションも豊富に取り揃っております。
 
 ♪詳細は、エース総合カタログ2013 P660をご覧ください。