鍵について
日常使っている「鍵」、「錠」の違いをご存知ですか。英語では「鍵」は「key」、「錠」は「lock」となります。
「錠」は扉や引き出しなどに取り付けられている、閂(かんぬき)と閂を操作するための部品を指します。つまり、扉などに取付けられ、扉などを固定するための機構部分を「錠」というのです。そして「鍵」は施錠されている「錠」をあけるための道具です。私達は日常的に「鍵をかける」と言いますが、正確には「鍵を使って錠を掛ける」が正しいのです。
ちなみに「錠前」は「鍵」と「錠」のセットを意味します。日本で始めて使われた「錠前」は奈良時代(7~8世紀頃)に唐から輸入された「海老錠(蝦錠)」と言われています。構造的に言うと、錠本体にコの字型になったカンヌキを差し込み、本体内でバネが広がってカンヌキが抜けなくなるものです。開錠するには本体の反対側から棒のような鍵を差し込んで、本体内で広がったバネを縮めて、カンヌキを抜き取る仕組みです。これは今でも神社仏閣などに使用されています。ちなみに唐から伝わった「海老錠(蝦錠)」は今も正倉院の御物として保存されています。
私たちの生活に必要不可欠な「鍵」ですが、管理はどのようにされていますか。
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詳しくは、杉田エース総合カタログ2013 1399~1405ページをご覧ください。
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