紅葉の種類
木々が色づき始め紅葉の季節になりました。イチョウの黄色、モミジの赤色など植物によって色づきが異なりますが、どのように「色」の変化がおこるのでしょうか。
まず、黄色に変化する仕組みについては…葉には黄色の色素(カロチノイド)と緑色の色素(クロロフィル)があります。緑色の色素は葉の葉緑体内にあり、夏場は盛んに光合成を行います。しかし、秋になり光が弱くなると、光合成から得られるエネルギーよりも葉を維持するために消費されるエネルギーが大きくなり、採算があわず落葉準備に入ります。同時に緑色の色素も不要になるため消滅し始め、もともと含まれていた黄色の色素が目立つようになり、葉が黄色になるというわけです。
では赤い色は…植物の中には緑色の色素を分解しつつ、葉の中にもともと含まれていない赤色の色素(アントシアニン)をつくる植物があります。夏場は光合成を行った緑色の色素が秋になり弱まると、緑色の色素が分解される一方で赤色の色素が作られ、葉が赤色に変化します。例としてはイロハモミジなどが挙げられます。
ちなみにモミジとカエデの違いをご存知ですか。実はどちらもカエデ科カエデ属で植物の分類上は同じです。通常は、葉の切れ込みが深いものを「○○モミジ」、葉の切れ込みが浅いものを「○○カエデ」と呼ぶそうです。
フジザクラの紅葉が始まった南青山「club ESTA SHOWROOM(クラブエスタショールーム)」では、東京の秋のデザインイベント期間にあわせ10/26から11/4まで、清水久和による「フルーツとリーゼント」と長山智美による「ファンタジーセレクション」、2つのエキシビジョンを同時開催いたします。イベント期間中は無休で営業いたしますので、是非遊びにいらしてください。
クラブエスタファームでも紅葉がたのしめます。 エリザベス(ブルーベリー)