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溶融亜鉛めっきとは

溶融亜鉛めっきとは、溶融した亜鉛のめっき層に製品を浸して、その表面に亜鉛を付着させるめっきの方法です。鋼材の防錆処理の一種ですが、電気亜鉛めっきに比べて亜鉛の付着量が多く、防食効果が大きく、鉄骨のような大型製品のめっきも可能です。
 
建築の現場ではよく、めっき槽に浸ける様子から「ドブヅケ」とか「テンプラ」などと呼ばれています。ここでいう「ドブ」とは、メッキ槽内の溶融液を「ドブ」に例えて、呼ばれるようになったからです。また、「テンプラ」とは、金属を溶融した液は高温(融点)であり、そこに浸漬してできあがった品物のめっきは、厚膜であることから、天ぷら料理とよく似ているので、このような俗称となりました。

 

鋼材の表面に亜鉛の合金層を形成することで、亜鉛の犠牲的防食作用により、鋼材の腐食を抑制します。屋外に設置される鋼構造物の防食処理として広く採用されており、身近なものとしては送電用鉄塔などが挙げられます。
 
環境条件が良好であれば数十年に渡る防食効果が期待できますが、一方で重工業地帯や海浜地区などでは、寿命は著しく短くなると言われています。
 
めっきされた当初は亜鉛の光沢色が見られますが、風雨に晒されると、酸化被膜ができて白くなります。

杉田エースでは、「パワーフロア スーパーC」を取扱っています。溶融亜鉛めっき鋼板と、高耐食溶融めっき鋼板のものがございます。

冷熱機器周辺の設備床をはじめ、各種メンテナンスデッキ、工場の歩廊、階段等に使用されています。内外壁、天井等の意匠的な用途にも使われることがあります。
 
♪詳細は、エース総合カタログ2013 498ページをご覧ください。