台風って何だろう?
昨日、関東地方を中心に急接近した大型台風26号が大きな被害をもたらしました。では具体的に「いつ」「どこで」「どのようなもの」を台風と呼ぶのでしょうか?
「台風」とは、熱帯低気圧うち、太平洋の北西(赤道より北で東経180度より西の領域)または南シナ海に存在し、なおかつ低気圧域内の最大風速がおよそ17m/s以上のものをいいます。
そして天気予報などで聞く「台風○号」というのは、その範囲で発生した台風を順に1号、2号、3号…となっていくのです。
台風とは上空の風に流されて動き、また地球の自転の影響で北へ向かう性質を持っています。そのため、通常東風が吹いている低緯度では、台風は西へ流されながら次第に北上し、上空で強い西風(偏西風)が吹いている中・高緯度に来ると、台風は速い速度で北東へ進みます。
南海上から放物線を描くように日本付近を通るのは、これが理由なのです。
次に、台風は日本に上陸してすぐに熱帯低気圧や温帯低気圧に変わるイメージがあると思います。
なぜ上陸した途端、勢いは弱まるのでしょうか?
それは、暖かい海面から供給された水蒸気をエネルギーとしている台風なのですが、上陸して急速に衰えるのは、水蒸気の供給が絶たれ、さらに陸地の摩擦によりエネルギーが失われるからです。
ちなみに、台風の寿命(台風の発生から熱帯低気圧または温帯低気圧に変わるまでの期間)は平均で5.3日ですが、最長19.25日という記録も存在するのです!
台風は「強い雨と風をもたらし、通り過ぎていくもの」だけでなく、疑問を突き詰めていくことで、なるほどと思うのではないでしょうか。
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