杉田エース

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非常口のギモン

 身の回りにあふれているピクトサイン。文章で表現する代わりに、視覚的な図で表現することで、内容の伝達を直感的に行う目的で使用されています。
 
 その中のひとつに「非常口」のピクトサインがあります。
 非常口と聞いてすぐ、全体的に緑色で、出口に向かって走っている人の絵を想像できると思います。

 ではなぜ緑色なのか疑問に思ったことはありますか?
 
 答えはとても簡単で、火事があった場合の炎の赤に対して一番見えやすい色が緑。そのため、非常口のマークは緑色なのです。

 しかし緑色ならどんな色でもいいというわけではなく、消防法の「誘導灯及び誘導標識の基準」で規定されており、しっかりとした基準があります。
 
 次に、避難誘導表示板の中を走っている人は、誰がデザインしたものなのでしょうか?
 それはグラフィックデザイナー・太田幸夫さんらにより手がけられたもので、なんとISO(国際標準化機構)に採用されています。いつも目にしているあの緑のピクトサインは日本が生んだ世界標準デザインなのです!
 
 そして最後に、避難誘導表示板には「夜光塗料」というものが塗られているため、暗くなっても見えるようになっています。この夜光塗料の分野でも日本の企業が世界で活躍しているってご存知でしたか?
 

 夜光塗料といえば、これまで微量の放射性物質を含むのが常識だった中、放射性物質を全く含まない夜光塗料の開発に成功し、その技術は世界シェアを独占。なんとアメリカの国防総省ペンタゴンでも採用され、階段や非常口で輝きを放っているそうです。
 
 今ではどこにでも目にする非常口のピクトサインに日本の技術が多く詰っている。そう思うと誇らしいですよね!
 
 杉田エースでは「非常口」のピクトサインを取り扱っております。

 


 ♪詳しくは、エース総合カタログ2013 239~242ページをご覧ください。