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重なる遷宮


三重県にある伊勢神宮、20年に一度その社殿を造りかえ、神霊を旧社殿から新社殿に遷す式年遷宮の遷御の儀が今年10月に行われます。

この伊勢神宮における式年遷宮の始まりは飛鳥時代、持統天皇のころまでさかのぼります。それから100年以上に及ぶ中断や、延期などはあったものの、現代まで約1300年間にもわたって行われています。

 

また、伊勢神宮の式年遷宮は8年の歳月を掛けて行われるため、2005年から第62回式年遷宮の各行事が進行をしており、今年その終わりを迎えます。

 

なぜ時間とお金がかかる式年遷宮が1300年もの間20年ごとに続けられてきたのでしょうか?

その理由は諸説あり、伊勢神宮の茅葺屋根の掘立柱建築物で正殿などが作られているため老朽化しやすく、耐用年数が短いためとも、過去の様式である伝統的な建築・工芸技術を時代に伝承するためとも言われています。

 

 

また今年は伊勢神宮と並んで日本の2大神社のもうひとつ、出雲大社も60年~70年という不定期なサイクルで行われる遷宮の年でもあります。

 

伊勢と出雲、ふたつの神社が同じ年に遷宮を迎えるのは実に60年ぶりだそうで、この非常にまれな遷宮イヤーに新しくなった社を参拝しに行ってみてはどうでしょうか?

 

 

 

杉田エースでは鳥居や寺社金物も扱っております。

♪詳しくは、エース総合カタログ2013 1155・1303~1304ページをご覧ください。