衝撃音について
集合住宅に生活する上で気を付けなくてはならない問題のひとつに「音」があります。「音」は周辺住人の住まい方に大きく因るものです。さらに自分自身の住まい方も大きく問われる問題です。また、人によって感じ方が異なったり、扱いが難しいものです。
その「音」を数字で示すものとして、床の遮音性能を表す指標に「L値」があります。フローリングなどに「LL-45」「LL-50」という表示がありますが、この「LL」は軽量床衝撃音を示す値です。その他に重量床衝撃音を示す「LH値」があります。これらの値は、後に付く数字が小さい方が遮音性が高くなります。
軽量床衝撃音はスプーンやコップを落とす音で、絨毯など床の仕上げ材を工夫することで減らすことが可能です。しかし、重いものを落としたときなどのドシンという重量床衝撃音は、床のコンクリート厚さを大きくしないと解消できません。
人がぐっすり安眠するためには必要な遮音性能はどれくらいでしょうか。音の感覚には個人差がありますが、ぐっすり安眠できる床の遮音性は「L-45以下」と言われています。「L-45」の音のレベルは、重量床衝撃音が「聞こえるが気にならない」程度、軽量床衝撃音では「パタパタというサンダル音は聞こえる」程度となります。
杉田エースでは、様々な遮音シートや消音マットをご用意しております。
♪商品の詳細は、エース総合カタログ2013 1013～1016ページをご覧ください。
消音マットＦＳ・ＦＷ・ＦＯ （低反発弾性ゴム使用）
外部階段の足音を低減します。
遮音制振材 サンダンパー
金属粉を使用しており電波障害がありません。
木造在来工法、2×4住宅、軽量鉄骨など様々な建築工法に使用できます。