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茶道の流派

茶道の流派は驚くほど数多くあります。千利休以前からの流派もいくつかあり、千利休と同時期の創始による流派や、千利休の息子や孫の流れを汲む流派など、様々なものがあります。中でも有名な流派に、表千家と裏千家があります。
 
千家というのはお茶を茶道にまで高めたことで知られる千利休の家柄のこと。
茶道に縁が無い人は裏というと怪しげなイメージを持ってしまいがちですが、表とか裏とは何でしょうか。
 
これは簡単に言えば茶室の場所。利休の孫である宗旦は、隠居する際に自らが建て、守ってきた茶室「不審庵」を三男の宗左に譲り、この流れが現在の千家の本家「表千家」になります。
 
そして当の宗旦は同じ敷地内の「不審庵」の裏にさらに茶室を作り、四男の宗室と共に移った。こちらが分家の「裏千家」となっています。裏千家は茶道会で多くの門下を持ち、茶道人口の半分以上は裏千家と言われ、茶道会には数多くの流派がありますが、最大規模の流派になります。
 
もう1つ、次男の宗守が京都の武者小路に茶室を建てて受け継がれている「武者小路千家」を合わせて「三千家」と呼び、現在はいずれも正統な千家茶道を継承しています。
 
杉田エースでは、「茶室炉」を取り扱っております。
 
♪詳細は、「エース総合カタログ2013」 439ページをご覧ください。