杉田エース

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利用空間で見る排水設備の実情について

排水設備(はいすいせつび)とは、雨水・湧水・空調ドレンなどの発生水、衛生器具などで使用され汚染された水を敷地外に排出するための設備のことを言います。速やかかつ衛生的に排出するため適切な排水配管とともに、排水トラップ・通気設備などの付属設備が設けられています。
 
建築設備の実務の上では、排水の種類が次のように区分されています。
①汚水、②厨房排水、③雑排水、④特殊排水、⑤感染性排水、⑥有害物質含有排水、⑦放射性排水、⑧雨水
 
大規模な厨房設備の場合多くの有機物質を含むため、下水道への排出基準を満たすために前処理が必要となります。昭和51年1月1日施行された建設省告示第1597号(改訂建設省告示第1674号)により、汚水が油脂など排水のための配管設備の機能を著しく妨げる恐れのある物を含む場合には、グリース阻集器を設置することが義務づけられています。
 
業務用厨房(ホテル・飲食店等)から排水中に含まれている油脂分が排水流下にともない、下水管内面に付着して管を閉鎖させる恐れがありますが、グリース阻集器を設置することにより閉鎖を防止することができます。また浄化槽放流の場合は、浄化槽の前に設置することにより負荷の増大を軽減し処理性能を安定させることができます。
 
グリース阻集器は、油脂分を分離・阻集・貯留する装置です。したがって、貯留された油脂分は、定期的に清掃して外に排除する必要があります。
 
杉田エースでは、グリース阻集器を取扱っています。
♪商品の詳細は、エース総合カタログ2013 752~754ページをご覧ください。