用途地域と用途制限
現在、ほとんどの家庭に1台は自家用車を所有している時代です。自動車を所有するには、もちろん駐車場が必要になります。しかし自己所有の土地だからといって、勝手に駐車場にしていいというわけではありません。
大都会の大半には『用途地域』という都市計画法で定められた制限があります。
用途地域は住居、商業、工業など市街地の大枠としての土地利用を定めるもので、全部で12種類あります。
例えば『第一種低層住居専用地域』として指定されている地域で、住宅とは別に更地を新たに購入し、そこを駐車場として使用する場合、それは可能か？答えはノーです。
なぜなら第一種低層住居専用地域と第二種低層住居専用地域では、単独車庫を建設することが禁止されているからです。
更地を新たに購入し、そこを駐車場として使用するなどの単独車庫は、制限がある地域もありますが、第一種低層住居専用地域と第二種低層住居専用地域以外の10種類の用途地域では建設することができます。
他にも第一種低層住居専用地域ではボーリング場は建設できませんが、第二種住居地域では建設できるなど、用途地域に応じて建築物の用途制限は異なります。
自分の住んでいる地域には、どのような用途地域なのか確認しておくことが大切だと思います。
杉田エースでは、駐車場には必要不可欠である『タイヤ止め』を取り扱っております。
♪商品の詳細は、エース総合カタログ2013 1144～1150ページをご覧ください。
