2013.04.10 春の雨

この季節３月下旬から４月上旬にかけて降り続く雨を「菜種梅雨」と言います。また、菜の花をはじめ様々な花を催すという意味から「催花雨（さいかう）」とも呼ばれます。
「菜種梅雨」が終わり、５月初旬のころは「たけのこ梅雨」という言葉があります。これはもともと伊勢・伊豆地方の船乗りの言葉で、この時期に吹く南東風をさし、湿気が多く雨を伴うことが多いことから、雨そのものをさすようになりました。
５月から６月上旬にかけてしとしとと長く続く雨は「卯の花くたし」と呼ばれます。これは「白い卯の花を腐らせてしまうほどの長雨」が由来です。そしてその後、梅の実が熟す頃、本格的は「梅雨」の季節に入っていくというわけです。
このように春から夏にかけて植物にとって成長を促す大切な雨には、植物の名前が付いていることが多いそうです。

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商品の詳細は杉田エース総合カタログ2012　684～699ページをご覧ください。