杉田エース

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側溝について

日本にはたくさんの溝渠(こうきょ)と呼ばれているところがあります。溝渠(こうきょ)とは、主に給排水を目的として造られる水路のうち、小規模な溝状のものの総称です。そのうち、公共用水域にあるものは「公共溝渠」(こうきょうこうきょ)と呼ばれています。その状態等により、開渠(かいきょ)・明渠(めいきょ)、暗渠(あんきょ)、側溝(そっこう)などと呼ばれ、区別されています。


近年になるとますます大都市圏への人口集中が進み、大都市周辺では急速に都市化・宅地化が進むようになりました。すると農地や工場用地は宅地へと転用され、農業用水・工業用水としての利用が減少する反面、近年急速に造られた放水路と同様に、用水路は雨水や生活排水の排水路としても使われるようになっていきました。
 
また、更なる土木技術の進展によりトンネル工事が比較的容易になると、新たに造られる用水路 (導水路)や放水路は次第に地下に造られるようになってゆき、また既存の用水路も道路用地として利用するためにフタがされ暗渠化されるなど、 その形態も大きく変化してゆきました。 一方で、最近になると自然環境の見直し機運が高まり、 用水路は河川と同様に近隣住民の憩いの場として位置づけられるようにもなっていきました。 殺風景なコンクリート護岸を再改修し緑道や親水公園などを整備したり、 水の浄化設備や引水設備を設けるといった工夫が各所で試行されています。
 
杉田エースでは、「スレンダー側溝蓋 FRSL・DGSK」を取扱っています。固定式構造により跳ね上がりやガタツキを解消しかつ切り欠きがなく、固定構造表面上の美観をそこないません。排水能力はもちろん、ハイヒールや車いすへの対応も万全です。
 
♪商品の詳細は、エース総合カタログ2012 657ページをご覧ください。

 

側溝(そっこう)の一例 

※これも溝渠(こうきょ)の一種と言えますね。