ハト小屋
初めて「はと小屋」と言う建築用語を図面上で見つけた時、このビルのオーナーは伝書鳩でも飼うのかな？と思った記憶があります。
実は、この「はと小屋」というのは、屋上に配置するエアコンの室外機や冷却塔への渡り配管をパイプシャフトから屋上へ貫通させる場合に、その防水対策として小屋を設け、その側面から配管を抜いて雨じまいをするためのものなのです。そして、この小屋の俗称が「はと小屋」なのです。
通常は屋上スラブ打設後にコンクリートで造る事が多いようです。墨出し・型枠・配筋・コンクリート打設・型枠ばらし・防水・モルタル仕上げなど多くの工程があり、全体の工期に与える影響は大きいと言えます。
杉田エースでは、その手間のかかる「はと小屋」をユニット化したものを取り扱っております。商品名は「ハトコット」。
上部・中間・下部の3つのユニットから構成されています。ユニット化したことで、在来工法での「はと小屋」における複雑な工事が省略できます。養生期間も不要となり、設置後直ちに屋上防水工事、配管設備工事などに取りかかることが可能で、大幅な工期の短縮が実現できます。
♪商品の詳細は、エース総合カタログ2012 813ページをご覧ください。
