戸車の種類

V型・Y型・T型は、比較的新しいタイプの戸車で、床面にレールを突出させたくない、レールに物がぶつかってレールが曲がるなどの不具合発生を避けたい、バリアフリーなどの対応などのニーズや、床への溝加工が容易にできるようになったことから生まれた「床に掘り込んで取り付けるレールとそれに対応した戸車」です。
それらの違いとして、V型は、レール全体を床に掘り込んで取り付けるタイプのレール及び戸車です。レールの彫り込み深さは比較的浅くすみます。
Y型は、レールから車輪がはずれにくいようにレールに脱輪防止溝をもうけてあり、戸車もそれに対応した形状になっている物を使用します。
T型は、レールはやはり彫り込みになっていますが、脱輪防止兼戸車走行ガイド溝の部分のみが掘り込みとなり、車が走行する接地面は床の上にでています。したがって掘り込み深さが比較的浅くて済むタイプです。
丸型と平型は、旧来より長年に亘って使用されている戸車で、丸型は、甲丸レールと呼ばれている半円断面形のレール上を走るタイプの戸車です。
平型は、敷居の溝を直に走るタイプです。レールは無く、戸襖などに用います。
最近の、戸車及びレールの傾向としては、快適性の追求からレールは床面から出っ張らない「彫り込みレール」が、戸車の施工の短縮や簡素化の追求から「調整戸車」が主流になっています。
杉田エースでは、丸(R)型・V型・Y型に対応できる「M型フラットレール」を取り扱っております。また、色々な戸車を取り扱っております。
♪商品の詳細は、エース総合カタログ2012 1194~1222ページをご覧ください。
【M型フラットレール 対応する戸車形状】


M型フラットレール
【戸車の形状種類】

【戸車とレールの形状種類】
