杉田エース

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鋳鉄について

「鋳鉄」とは鋳物の一種で、型に鉄を流し込んで成形したものを鋳鉄品といいます。鋳鉄の組織は、炭素1.7%以上6.68%を含む鉄-炭素合金のことで、普通鋳鉄と呼ばれるものは、黒鉛が片状の黒鉛を含有する鋳鉄で、ねずみ鋳鉄とも呼ばれています。

破面が灰色、つまりねずみ色であることに由来しており、別名、ズク鋳鉄とも呼ばれています。炭素の他にも、ケイ素、マンガン、リン、硫黄などの元素を含んでおり、炭素が多いため鋳鉄の生地は耐磨耗性に優れています。

 

鋳鉄の黒色は、鋳鉄が固まるとき、炭素が結晶化して裂け、目状もしくはサツマイモ状のグラファイト(Graphite:石墨・黒鉛)となります。この黒鉛の働きにより、金属組織としての連続性を寸断するため、切削性・加工性に優れた素材でもあります。
 
鋳鉄はもろいので衝撃に弱く、鍛造や圧延等の熱間加工には不適切だと言われていますが、他の炭素鋼に比べて融点が低く鋳造しやすいため、複雑な形状や大型部品を造ることに優れており、多くは機械部品、水道用部品のような衝突の少ない部品の材料として好適です。
 
杉田エースでは、耐熱性に優れ水に対する耐食性も優れた「ルーフドレイン」を取り扱っています。

 

ルーフドレインは、施工される防水材料と一体となって防水層を形成することで、より優れた防水性能を発揮し円滑な排水を行う防水にとっては大変重要な役割を果たす商品です。ルーフドレイン廻りの完璧な雨仕舞のためには「使用場所」、「防水材料の種類」、「防水工法」等の使用条件に適合する商品を選定する必要があります。 


♪詳細は、エース総合カタログ2012 672~673ページをご覧ください。

 

角型ドレインRSDM-K