防炎と不燃の違いは何でしょうか?

防炎品には、消防法で規制されている「防炎物品」と、消費者の立場に立って防炎製品認定委員会が防炎性能等を認定した「『防炎製品」があります。
昭和44年から消防法に位置付けられた「防炎規制」では、不特定多数の人が出入りする施設・建築物や高層建築物、地下街等の防炎防火対象物で使用されるカーテンやじゅうたん等は防炎性能を持つ防炎物品の使用が義務づけられており、それらには「防炎」の表示をつけることになっています。
それでは、「防炎」は「不燃」とはどう違うのでしょうか?
「不燃」とは「燃えない」ではなく、「燃え抜けない」という性能になります。
炎を加えても燃えないではなく、あくまで燃え抜けないという解釈になります。
例えば、不燃性能を持った生地は表面は燃えますが、生地自体は原型を保っており、基布のすき間(亀裂)がほとんどないという状態です。
表面は溶けたり燃えたりしますが、反対面には炎がいかないので、燃え広がることがありません。(詳しくは、建築基準法第2条第9号をご参照ください)
杉田エースでは、防炎性能を有する樹脂製のマットを取り扱っております。
♪詳細は、エース総合カタログ2012 1077~1081ページをご覧ください。

ダストスルー 防炎性能のある玄関マット(風除室などで使用)


ダストスルーの表面

ニューマフロス 防炎性能のある玄関マット