杉田エース

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《番外編》ちょっと一息。第12回、両国食べある紀

大変ご無沙汰致しました。

前回、春にご紹介させて頂いた11回にひきつづき、4ヶ月ぶりの【両国食べある紀】となります。
全くもって暑い日が続きますが、読者の皆様、体調は如何でしょうか?
筆者も中年メタボ体型をひきづるようにして、灼熱の東京のコンクリートジャングルでどうにか生息しています。


今回は、奈良時代から夏バテ予防食であったとも言われる、今、価格高騰して庶民の我々には手が出なくなりつつある、東京名物とも言える“うなぎ”の取材です。


 

JR両国駅東口から緑町の弊社杉田エース(株)の本店(8月13日から本社となります)に向かって徒歩1分。玄関にうな重の値段表をズバリ出している江戸前の気合漲る門構えのお店が、今回ご紹介する≪鰻 蒲焼『両国 本店』≫です。

 

こだわりのうなぎ専門店
鰻 蒲焼 『両国 本店』
(東京都墨田区両国4-32-3) 03-3631-7534

 

 

 

このお店を選出した理由は、旨いという以外にもうなぎ屋全般、値上げ傾向にあるのに、このお店はここしばらく値上げしていないのに気が付いたからです。

 

 

 

こういう時に値上げしない江戸っ子の意気!!≪鰻 蒲焼 両国 本店≫の巻!!

 

今回は、何しろ

高級料理の“うなぎ”ですから…緊張しながら入店し、直ちに上品な感じなご主人に名刺を渡し、かくかくしかじか・・・取材を許可をもらって・・・

早速取材開始。

 

■筆者・・・鰻が高騰していますが、両国さんは値段変わってないですよねぇ?


 

□ご主人・・・昨年2011年9月から値上げしないで頑張っています。
稚魚のシラスウナギが、3年連続不漁で、シラスウナギの流通価格が昨年から比べ3倍に跳ね上がりとても苦しいですが、頑張って踏ん張っています。

 

■筆者・・・こちらの鰻の産地は?

 

□ご主人・・・三河(愛知県西尾市一色町)と鹿児島です。
日本の鰻の主要養殖産地は現在一位が鹿児島県2位が宮崎県3位が愛知県です。
夏頃、フィリピンマリアナ諸島の深海で産卵されたウナギの稚魚である(シラスウナギ)が、黒潮に乗って北上、日本では鹿児島湾内で捕獲されるのをはじめに、黒潮の流れに沿って北上し宮崎、高知、徳島、三重、愛知、静岡で捕獲され、その地域で養殖されるんです。

昔は、うちも静岡(浜松産)の鰻を使っていたんだけど最近は、本州で獲れるシラスウナギが少なくって・・・  
  
■筆者・・・へぇ~ マリアナ諸島からはるばる上がってくるんですかぁ~??     
 
□ご主人・・・日本に来る前に 南洋で取られちゃうのか?地球温暖化の影響で、産卵場所が変化したためなのか?何しろ過去最高の不漁続きなんですよ~

 

アンギラ種とかジャポニカ種とか、さかなくんみたいに鰻に詳しいご主人であります。

 

 お話を聞くうちにとても貴重な物だという気になって、取材陣一同、職人さんの鰻を焼く姿をずっと食い入る様に眺めました。

 


 そして・・・ぷ~ぅん と香ばしい鰻の匂いがして来て・・・  

 

じゃん~     

 

オーダー通り 鰻重 (中)(上)(特上)勢ぞろい!!  

 

鰻の大きさ的にはどれもあんまり大差はないのですが・・・     

 

 

 すいませんねぇ~ 取材者特権で 特上いただいちゃいます。     
 

     
 味は・・・もう、美味しいのなんのって・・・     
甘くなく辛めの下町の味で、それでいてあっさりとしていて絶妙の味付けです。
     
同行してもらった取材班の同僚もとても幸せそうな顔をしていました。

 

    

 

ごちそうさまでした。。。     

 

 

元気が出てきたので、この夏乗り切れそうです。     

 

 

アンニョン(^^)/  ←川澄奈穂美ブログより引用