杉田エース

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美術館の歴史

暖かくなり外へ出かけてみたくなりますが、みなさんはどんなところへ出かけますか。

最近は様々な美術館があり、常設展示の他にも企画展示などが盛んに行われ、施設内にはカフェも設置されていて多くの人で溢れています。絵画を収蔵する美術館ですが、美術館として形作られる前は一部高貴な人々によるコレクションであり、徐々に社会的な行為として認められるようになっていきました。このコレクションを展示するスペースは宮殿に付随したスペースで、独立した美術館というものではなく、展示空間として存在しました。

 
フランスを見てみると、独立した美術館が充実したものになっていった背景のひとつとして、フランス革命により美術品が国外に流出したことが挙げられます。できるだけ自国の美術品流出を防衛するためにフランス国立美術館を設立し、更にはナポレオン戦争による戦利品を収蔵して美術品の充実を図りました。


日本では古くから社寺が所持する宝物を定期的に開帳し、庶民の美術品観覧の場となっていましたが、明治維新後1895年に奈良国立博物館、1897年に京都国立博物館が開館し、博物館展示の一部として美術品展示が行われました。ちなみに西洋絵画を展示した初めての美術館は1930年に開館した民間の大原美術館と言われています。


皆さんも美術館でお気に入りの絵画を見つけ、ポスターなどを部屋に飾ってみてはいかがですか。

 

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エース総合カタログ2011 P.298~をご覧ください。