意外にゴミ箱っておもしろい
人は生きていく中で必ずゴミを出しています。
ゴミが出たら、家の床に捨てるわけではなく、もちろん屋外にポイ捨てするわけでもありません。家の中や、屋外では公園などに必ずゴミ箱があります。現在私たちの周りでは、様々な素材で、様々なデザインのゴミ箱を見ることができますが、プラスチックやスチール等がなかった時代はどうだったのでしょうか。
日本のゴミ箱の始まりは明治33年で、汚物掃除法の制定により塵芥箱(じんかいばこ)というものが登場しました。これが今で言うゴミ箱です。
江戸時代までゴミは堀や空き地に放置されていたので、ゴミだらけになってしまいそうですが、当時着物などは修繕したり、リサイクルしていたため、圧倒的にゴミの量は少なかったそうです。
明治時代になると人口の増加により、ゴミの量は増えていきました。そして今までの不衛生なゴミの処理の仕方によって、コレラなどの伝染病が蔓延してしまい、政府はゴミ箱設置に乗り出したというわけです。
当時、コレラの死者は日清戦争の死者を上回っていたというわけですから、驚きですよね?
近年、ゴミ箱は木製からコンクリート製へと進化・普及していきましたが、東京オリンピックを契機に、街の美観を損ねているとの理由でゴミ箱が撤去されていきました。
そしてサリン事件やテロ問題で、鉄道会社では透明で中身が確認しやすいゴミ箱を開発し、駅員の目が届きやすい範囲において設置したり、改札付近のみの設置としているそうです。
日常生活で何気なく使用しているゴミ箱ですが、こんなにも歴史があるとおもしろいですよね。
そして杉田エースでは、公園や駅で見かけるゴミ箱から
色やデザインに特徴があるゴミ箱まで取り扱っております。
商品の詳細は、杉田エース総合カタログ2013 1177~1185ページをご覧ください。